茶器買取の一事例(一枚の画像から)

2019.03.16カテゴリー : 骨董品買取ブログタグ :

こんちには。
広島の骨董品買取専門店「祥龍堂」です。

先日、近郊にお住いの40代の男性より、
茶器の画像をメールにてお送り頂きました。
箱も、書付もない茶碗の画像だけでした。
それが鑑定人に画像を確認してもらったところ、
どこかへいそいそと電話をかけると、
途中で客人を乗せてご依頼主様方を訪問する急展開に……

>祖父が茶道家の方から頂いてきたらしく……
というお話です。
茶碗が二個と、袱紗が数枚でした。
ところが鑑定人が提示した買取金額は大変高額なものでした。
その筋では知られた茶道関係者と思しきお客人は、
「全部揃っているところを見たかったものですね」
と、かなりご満悦の様子です。
先人の銘にかけて、恥ずかしい値段はつけられません。
骨董品の値段には、希少価値ばかりではなく先達への
リスペクトが含まれているものなのですね。
高く買った物は大切にしますから、
ときには高い値段をつけることが骨董愛でもあるのです。

骨董品買取専門店「祥龍堂」では茶道具には特に自信がございます。
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