まさか「児玉希望」の日本画?

2019.06.20カテゴリー : 骨董品買取ブログタグ :

こんにちは。
広島の骨董品買取専門店「祥龍堂」です。

入念に画像をチェックしていた長老鑑定士より声がかかり、
広島市内まで車の運転を任されました。
長老が鑑ていたのは「児玉希望」の日本画のようだったが、
まさか!と思いつつ現地到着。
川合玉堂門下、平山郁夫の登場までは、
中央画壇で活躍する広島出身の日本画家の代表でした。
ご依頼主様は60代前半ぐらいの若さで、
コレクションの整理といった様子は微塵たりとも感じられません。
すばらしい作品群ですが、なかなか査定の話しへは進展しません。
それでも結局、現役日本画家の作品を数点買い取らせて頂きました。
長老鑑定士の口から出たのは、こうでした。
「見ての通り、相当高く買わされてきているから、
こっちの希望額は口に出せないよ。
あちらの気分を害するだけのことになるからね」
「祥龍堂」が目指しているのは、Win-Winのお取引です。
いい勉強させて頂きました。
名画にふれる機会をご用意頂けましたご依頼主様にも、感謝致します。

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