30年前、友人が借金のカタに持ってきた九谷焼の買取査定。

2022.04.18カテゴリー : 骨董品買取ブログタグ :

こんにちは。
広島の骨董品買取専門店「祥龍堂」です。

骨董品にまつわるエピソードで、
最も多くまた最も興味を集めるのが、
借金のカタに置いて行った骨董品ではないでしょうか？
年に数回はあるその種のご依頼でした。
ご依頼主様は30年近く前、
友人から引っ越し代金の工面を頼まれ用立てた折、
預かった九谷焼の皿の買取査定をご希望でした。
ご依頼主様がそのご友人を信頼したのは、
いかにも旧家然としたその名字のためだったとか。
ご依頼品は「絵付けなくして九谷無し」と呼ばれるのも納得の、
見事な絵付けの九谷焼の皿でした。
直に骨董商に持ち込めば工面してもらった以上の金額になった筈なのに、
どうしてご依頼主様の元へ持ち込んだのか？
謎はいくつも残りましたが、
当方の高額買取査定にはご納得頂けました。

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