2022.08.19カテゴリー : 骨董品買取ブログタグ :
こんにちは。
広島の骨董品買取専門店「祥龍堂」です。
酒井田柿右衛門の有田焼の鉢買取のご依頼でした。
ご依頼品を巡っては父子の間で評価は大きく分かれました。
祖父の代からあったから相当に古い物というお父様に、
やけに新しいから昭和のものという息子さん。
この「やけに新し」く見えるというのがポイントでした。
これは「濁手」と呼ばれる高度な技術が用いられているためです。
しかし中期柿右衛門以降はこの「濁手」の技術が中断してしまいます。
現在は重要無形文化財に指定されているこの制作技術が復活するのは、
昭和の中期に入ってからになります。
よってご依頼品は江戸時代中期の作品と思われ、
高額買取査定をご提示できました。
息子さんの「やけに新しく見る」という直観は鋭いものがありました。
親子真贋対決は痛み分けといったところでしょうか?
古美術・骨董・伝統工芸品
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