2019.07.17カテゴリー : 骨董品買取ブログタグ :
こんにちは。
広島の骨董品買取専門店「祥龍堂」です。
当店のホームページをご覧になったお客様より、
画像をお送りいただきました。
>これって、すごく古そうなんですけど、何に使うんですか?
答えは、「根付」です。
江戸時代のアクセサリーで、
今で言えばさしずめ「ストラップ」といったところでしょうか。
当時、着物にはポケットがなかったため、
帯に小間物を下げて携行するのに使った留め具です。
最近では海外でのほうが〈Netsuke〉の名称で親しまれているようです。
それもそのはず、江戸時代から確認される根付師の数は
2,000人以上と、マニア心をくすぐるものがあるのです。
ちなみに、1928年に上梓された
F. M. Jonas 『Netsuke』
という書籍には、既に約1,000名もの根付師が掲載されております。
こちらの書籍は現在amazonでも入手できますので、
興味のある方はご参照下さい。
査定のご依頼品は、実用という以上に近年は観賞用にされていたようで、
状態もかなり良さそうです。
専門の鑑定士より、ご依頼品の大まかな来歴をお伝えいたしますと、
>もうちょっと、家の中を探して、ご連絡させて頂きます!
祥龍堂スタッフ一同、首を長くしてお待ちしております。
昔の謎物品を見かけましたら、お気軽に画像をお送りください!
懇切丁寧にお答えいたします。
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